海外営業

経済学研究科卒
陳婷（CHEN TING）

様々な部署と連携しながら、中国市場のお客様を担当する海外営業

海外営業部に所属し、主に中国市場のお客様を担当しています。販売単価交渉や契約書の取り交わし、納品する製品の仕様の確認が主な業務です。納品後は会計処理、客先での装置立ち上げの指示も対応します。自分が担当しているお客様は２社で、今は新規顧客の開拓よりも既存のお客様に注力しています。

営業の仕事で重要なのは、他部門との連携です。お客様と技術的な話が出た場合は、社内の技術者と一緒に解決します。客先での立ち上げ作業では、短い時間で装置の稼働を開始できるように、事前準備やスケジュール調整などを関係者と慎重に進めます。
装置稼働後のフォローはサービス部のエンジニアが対応するのですが、営業担当の私に問い合わせをいただくことも少なくありません。扱っているのが複雑で高価な装置なだけに難しいこともありますが、お客様に最初に向き合う立場として、お客様の要望をしっかり受け取り、それを関係者へ伝える役割を意識しています。

商社からメーカーへの転職で、営業スタイルが変わった

前職はフィルムやインクなどの工業用消耗材を扱う総合商社にいましたが、コロナ禍で海外事業を縮小することになり、転職を考えるようになりました。ちょうどその頃、中国市場で半導体業界の強化が国策となって積極的な投資が始まることを知り、転職先を半導体と関係する会社に絞りました。その中で引き続き海外ビジネスに関わることができ、新しい仕事にも挑戦できるニューフレアテクノロジーを選びました。

入社しておもしろいと感じたのは、同じ営業マンでも商社とメーカーでは大きな違いがあることです。商社は扱う商品が多岐に渡るので、仕入れ先との調整を通じたお客様との交渉力が重要になります。一方、ニューフレアテクノロジーのようなメーカーが売るのは自社製品のみ。ここでは自社製品に関する専門知識を武器に、関連部署と一丸となってお客様に提案していきます。営業としての取り組みが“広く浅く”から、専門知識を武器に“狭く深く”取り組むスタイルに変化しました。

世界中でニューフレアテクノロジーの市場を拡大していきたい

転職した当初は覚えることがたくさんありましたが、1年ほどで専門用語を理解できるようになってくると不安はなくなりました。仕事では、各部署の技術者に支えられていると常々思います。お客様の技術的な問い合わせにも、社内に技術者がいると自信を持って対応できます。技術者を含めてどんな人も協力的で話しやすいのは、ニューフレアテクノロジーの社風でしょうね。社長もフロアを普通に歩いていて、私の席にきて「最近仕事は順調ですか？」と声を掛けられたときはびっくりしました。

いまは中国のお客様を担当していますが、今後は他の国も担当してみたいです。昔よく訪れた台湾や、需要が増えているヨーロッパの市場に興味を持っています。普段コミュニケーションをとっている他部署のみなさんと一緒に、世界中でニューフレアテクノロジーの市場を拡大していく動きができればと思っています。