海外駐在レポート初めての海外駐在は
日本人が暮らしやすい台湾が
ちょうど良いと思います

満冨 智博
台湾

海外駐在レポート台湾(台南)
満冨 智博

成長目覚ましい台南の拠点を支えるFSE

台湾の台南で、FSE(フィールドサービスエンジニア)として働いています。台南の拠点には、古い世代の機種から最新の機種まで、立ち上げ中を含め多数の描画装置が納入されています。半導体を製造するお客様の工場で、ニューフレアテクノロジーの装置を問題なく稼働させるのが私たちFSEの役割です。装置のDaily check、トラブルが発生したときの対応、簡易メンテナンスが主な業務内容になっています。装置のトラブルはマスクのスクラップにつながるため、現場ではDaily checkで異常やその予兆を発見し、事前に対策をとることが非常に重要となります。

拠点には、日本人と台湾人あわせて数十名が在籍しています。日本人の中には駐在歴10年以上という大先輩もいれば、先月来たばかりの人もいます。成長過程にある拠点なので、日々人員が強化されつつあります。
一緒に働く台湾人のスタッフとは日本語か英語でコミュニケーションをとっていますが、お客様とは完全に英語。仕事を通じて、自分の英語力が徐々に上がってきたのを感じています。

満冨 智博

前職の経験が活き、海外で働ける転職

前職は医療機器総合商社のサービス部門で、医療機器のメンテンナンスを担当していました。機械を扱うことで培った経験を活かしたいと思い、ニューフレアテクノロジーではFSEを志望しました。海外経験が豊富な妻の影響で、ずっと海外で働いてみたかったので、当社には海外駐在があることも入社の決め手になりました。
入社直後の印象は、「想像以上に大きい会社」でした。社内にクリーンルームがあると知り、驚いたことを覚えています。入社前は半導体に詳しくなかったのですが、前職のメスを滅菌洗浄する際の真空操作が当社の描画装置と共通していることに気づき、分野が違えども技術がつながっていることを実感しました。

台南でFSEとして働くことで、得たことがたくさんあります。そのひとつは、半導体製造の現場を知ったことです。お客様の工場に満ちている緊張感は、日本で想像していたものを遥かに超えていました。世界の半導体を支える責任の重さを体験できたことは、自分の仕事への取組みを大きく変えるきっかけになったと思います。

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初めての駐在が台湾でよかった

台南に駐在してそろそろ3年になりますが、初めての駐在が台湾でよかったと思っています。台湾は日本から近いので、飛行機の移動が楽です。日本のニュースもたくさん報道されていて、食事もおいしいので日本人は暮らしやすいのではないでしょうか。
私がいる台南は気候だけでなく人もあったかく、困っていると助けてくれる人が多いんです。驚きだったのは、台湾には花粉症が無いと言われていること。花粉症に悩む方には、特におすすめの駐在拠点だと思いますよ。

駐在するにあたって、準備段階から生活のさまざまな場面で、会社のサポートの手厚さを感じました。昨年より、出向者およびその帯同家族の医療サポートを強化する為、通訳のサービスが利用できるようになりました (※費用は会社負担で、休日、深夜緊急時の対応を含む)。私がいる台南では、携帯電話を使用しての通訳になりますが、場所によっては通訳スタッフの同行も可能です。病院では、英語が話せる従事者は多くないうえに、専門用語もでてくるので、以前は大変苦労していました。すでに通訳サービスを利用していますが、手続きがスムーズに進むので大変助かってます。
もうすぐ子供が生まれるので、それに合わせて育児休業を取得する予定です。駐在社員男性としては初めてということなのですが、夫も育児に参加する流れが次に続いてくれたらいいなと思っています。

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ニューフレアテクノロジーの海外駐在員